投資信託の仕組み

わが国の投資信託は投資家(受益者)、販売会社(証券会社・銀行など)、投資信託会社(委託会社)、信託銀行(受託会社)から成り、それぞれが業務を分担しています。

投資信託の仕組みフロー図

販売会社

販売会社は、投資家と委託会社(投資信託会社)を結ぶ窓口です。投資信託の販売窓口は証券会社のほか、銀行、保険会社などが担当しています。口座開設、購入、売却、分配金の受取りなど、投資家が関わる全ての手続きは販売会社を通して行われます。
販売会社は顧客に元本割れの可能性があることなどリスクについて説明する義務があります。

2004年4月から証券仲介業制度がスタートし、金融機関でなくても投資信託の販売を仲介することが出来るようになりました。主にFP(ファイナンシャル・プランナー)、税理士、保険代理店などが証券会社と提携し、証券仲介業の登録をしています。

委託会社(投資信託会社)

投資家から集めたお金を実際に運用するのは委託会社(投資信託会社)です。新たな投資信託を設定するときには、投資信託会社が運用の方針、運営の仕組みなどを決定します。
投資信託会社では、アナリストと呼ばれる専門家が経済や証券市場、企業の調査などを行い、ファンドマネジャーと呼ばれる運用のプロが運用方針や投資対象を決め、信託銀行(受託会社)に運用の指示をだします。

受託会社(信託銀行)

投資家から集めたお金を保管・管理するのが受託会社である信託銀行です。委託会社の指示を受けて、実際に株式や債券を売買するのは受託会社(信託銀行)の役割です。
仮に販売会社や委託会社が破綻しても、投資家の資金は信託銀行名義で保管・管理してるので守られます。
それなら信託銀行が破綻したらどうなるのでしょうか?信託銀行は自己資産と投資信託のような保護預かり資産を別勘定で運用・管理しているので万一、破綻しても投資信託は全額保護されます。